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WORK INTERVIEW 仕事を知る インタビュー

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医薬品の知識を広く深く!

メディカルコミュニケーターは、
その気持ちを満足させられる仕事です。

  • N.R さん
  • 入社:
    2016年
    職種:
    メディカルコミュニケーター
    スーパーバイザー(SV)
    所属:
    コールセンター部
    第1CCグループ

Interview

メディカルコミュニケーターの仕事の内容

ある製薬企業のお薬相談窓口のオペレーターとして、日々、医師や薬剤師、看護師といった医療職の方々からのお薬に関する相談を受けています。
1日6~7件から多いときで10件程度の電話を受けて、いただいた質問に対して回答し、質問内容と対応を記録します。その場で答えられない質問に対しては、調べて折り返すこともあります。
一般的に多い質問は『用量設定根拠の確認』や『適応外の用法で使えるかの確認』などの製剤の使用に関する内容または『一包化・分割可否』、『製剤の保管』などの製剤の取り扱いについてです。その他にも『副作用が出たときの対処方法』や『腎機能障害や透析患者様など特殊背景をお持ちの患者様に対する投与量・投与方法』についてもお問い合わせがあります。

さらに、2022年11月からは3人のメディカルコミュニケーターのチームリーダーとなりました。これまで通りオペレーターとして電話対応しながら、クライアントとのやりとり、他のメンバーが受けて答えられなかった質問を引き取って答えたり、解決できないときにはさらに上司に相談するなど、チーム内の業務が滞りなく回るように目を配っています。

メディカルコミュニケーターは未経験者でもできます

オペレーターという仕事は経験したことがなく、「自分にできるのか」と随分心配しました。話すことは苦手でしたし、全く自信がありませんでした。
しかし入社後は、研修制度がしっかりと整っていて、電話の取り方、声のトーンや相手に失礼のない話し方など、オペレーターとしての技術をゼロから学ぶことができ、少しずつ自信を持てるようになりました。
製品に関する研修も充実しています。担当する製薬企業にもよりますが、扱う製品が50~60品目程度になることもあり、1カ月ほどかけて作用機序や効果効能、用法・用量、副作用といった基本知識から、相互作用や薬物動態、最新のエビデンスまで徹底的に学びます。
実際に業務では、先輩が1つひとつ丁寧に教えてくれる環境があり、不安なく実務が行えました。問い合わせの多い質問については、製薬企業が用意したマニュアルがありますし、それを超えた質問を受けたときには、チーム内の同僚や上司がサポートしてくれるため、自分だけで解決しなくてはならないといったプレッシャーは、ほとんどありません。

メディカルコミュニケーターの仕事で心掛けていること

電話をかけてきた方が「本当に知りたいと思っていること」を的確に聞き取り、寄り添って回答することです。

そのためには、聞かれた質問に答えるだけではなく、どういうことにお困りなのかを察して、もう一歩踏み込んで、お困り事の解決につながるような話をするよう心掛けています。

例えば、「この薬は、腎機能が低下した患者さんに使えますか」と聞かれたとします。
言葉通りに捉えると、添付文書を確認して、投与可能かどうかだけを答えることになりますが、状況に応じて、例えば「こういうお薬が併用されている場合には気を付ける必要があります」などの情報を併せてお伝えします。
すると、相手の方からは、「実は、医師からこんな相談をされたのだけど……」などとお話しいただけることがあります。

お急ぎの場合もあるので様子をうかがいながらですが、相手が求めている情報を的確にお伝えできれば、「実はそういうことを知りたかった」と、とても感謝されます。

うまく対応できた一例

ある製薬企業の免疫抑制剤についての質問だったのですが、最初の質問は「有効血中濃度はどのくらいですか」というものでした。
その製品は、薬物血中濃度の有効濃度と副作用発現濃度の幅が小さく、血中薬物濃度モニタリングが必要でした。ただ、有効血中濃度は添付文書にも書かれていますし、わざわざ電話して聞いてくるということは、困っている患者さまがいらっしゃるのだろうと察して、目標とする血中薬物濃度に加えて、血中薬物濃度測定のタイミングや頻度、投与量の調整方法などの情報も併せてお伝えしました。
さらに質問を受けるなど20~30分程度、やりとりがあったかと思いますが、非常に喜ばれて「この薬のことがとてもよく理解できました。次に、医師に質問されたときにはしっかり話ができます」と話され、感謝の言葉をいただきました。

メディカルコミュニケーターという仕事のやりがい

相手の方から「助かったよ」「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのがこの仕事の1番の魅力だと思います。
先ほどのケースのように、お困り事をうまく察知できて、掘り下げて話すことで、「電話して良かった」と言ってもらえるのは何よりもうれしいですね。それが、仕事の面白みや、やりがい、達成感につながっています。
薬の最新知識を常にアップデートできるのも、この仕事の魅力の1つです。医療の進展は目覚ましく、新たな薬が次々と登場しますし、ガイドラインも更新され、治療のトレンドも変化します。それらの動向を追えること、そして自分が知識を得ることで多くの人のお役に立てるという点で、非常に満足感がある仕事です。

EPファーマラインの魅力

めったにない事で1000件に1件くらいの印象ではあるものの、クレームのような電話を受けることもあります。そうした場合にも、上司や別の部署が後ろに控えていて相談できる体制が整っていて、とても心強いのが働きやすさにつながっています。
電話応対は1人で行いますが、同僚、上司やクライアントも含めて、チームで仕事をしている感があります。
仕事の特性上、定時で必ず仕事が終わるため、プライベートの時間を確保しやすいのもいいですね。有給休暇も取りやすく、ワークライフバランスを重視したい方、子育て中の方にも働きやすい職場だと思います。

転職、就職を考えている人へのメッセージ

経験のない仕事であれば、不安に思う気持ちが強いと思いますが、せっかく薬剤師なのだから医薬品に詳しくなりたい、DI業務に携わりたいといった人や、オペレーターという仕事に興味があるといった人は、ぜひチャレンジしてほしいと思います。
EPファーマラインなら、経験の有無は関係なく、ゼロからでもプロになれる教育体制がしっかり整っていますし、皆がサポートしてくれます。楽しみながら仕事ができると思います。

Profile

医薬品卸の管理薬剤師を経験したのち、2016年にEPファーマラインに入社。免疫関係やがん関係を扱うチームのメディカルコミュニケーターを担当。2022年に別チームの業務責任者に抜擢され、現在はプレイングマネージャーとして活躍している。

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