挑戦を楽しみ、組織とともに
成長するマネージャー
意向や性格を汲んで機会を与えてくれる
そこがこの会社の魅力であり強み。
- N.Y さん
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- 入社:
- 2015年(2017年にEPファーマラインへ転籍)
- 職種:
- マネージャー
- 所属:
- BPO部 第1BPOグループ
Interview
EP山梨に入社したきっかけ
今の仕事につながるきっかけは、父親が血液の癌になったことです。20年以上前のことで、当時は有効な治療法がありませんでした。それを治す薬の開発などに関われたら――という思いから大学では薬学部を選択しましたが、家庭の都合などもありそのまま卒業することが難しくなったため、最終的には文学部心理学科に転籍しています。
私の卒業論文を見てくれた教授が「心と薬の関係を科学する」というテーマを扱っていたこともあり、転籍後は心理学と同時に薬学や統計学も学びました。そして「この経験を活かせたらいいな」と思っていた頃に求人でデータマネジメントの仕事を見つけ、応募したという流れです。統計学に一定の理解があり、薬学の基礎知識もある私が「薬ができるまでのデータの取りまとめ」という部分でそれらを活かせるのではないか、と思えたのがポイントでした。
流通管理業務の新規立ち上げという挑戦
2015年の4月にグループ会社のEP山梨に入社し、わずか4か月後の8月からグループ会社のEPファーマラインへ行くことになりました。流通管理業務(医薬品適正使用推進のための納品規制管理)を、EPファーマラインからEP山梨へ移管することになったからです。EP山梨の社内に急ぎ体制を整備しなければならない状況で、当時の社長から「あなたならできるだろう」という言葉をいただきました。最初は驚きの気持ちが大きかったのですが、「EP山梨にとって初めての試み」という部分にはすごく興味がありました。ワクワク感と恐怖感、この相反する二つの感情が揺れ動いていましたね。
正直、自分のキャリアについてはあまり考えておらず、「会社に貢献したい」「会社のピンチを助けなければ」という思いのほうが大きかったです。当時は20代半ばで、未知への挑戦に対して無我夢中でやっていた感覚があります。流通管理業務を新規で立ち上げるために業務習熟を図り、関係各所への調整に多くの時間を使いました。自分の役割に大きなプレッシャーを感じていたものの、業務がある程度軌道に乗ってからは非常に大きな達成感があり、「もっとやってみたい」というモチベーションが生まれました。そのタイミングでEPファーマラインへの転籍の話があったので、良い機会だと思い転籍を決意しました。
2年連続で社長賞を受賞できた理由
2017年にEPファーマラインへ転籍、オペレーション本部(当時の名称はカスタマーサービスセンター)に在籍し、現在に至ります。オペレーション本部では流通管理業務担当者として業務にあたり、2018年にリーダー、2019年にサブマネージャー、2022年にマネージャーの役職を拝命しました。また、ありがたいことに私の携わったチームで2021年、2022年と社長賞を受賞することができました。
受賞に直結した二つのプロジェクトに共通していたのが、予測困難であった「急激な業務量の増大」への対応です。一つ目のプロジェクトでは、これまでやっていなかった業務をスタートするときに、2週間ほどで人を集めて教育し、機材を準備しなければなりませんでした。もう一方では、月曜から土曜まで全体で60人ぐらいが関わっていたので、情報共有のやり方やシフト調整に苦労しました。会社としてもなかなか経験がない規模感・スピード感だったのですが、採用担当者との連携や他チームのサポートなどさまざまな協力を得て、採用活動からメンバーの教育まで一丸となり、知恵を尽くして取り組めたと思います。
受賞できたのはメンバーの努力や力添えがあったからで、チームとしての成果です。私もチームメンバーのマネジメントという形で現場のサポートに入っていたのでよく分かるのですが、安定稼働までの道のりは本当に大変でした。一つひとつの電話を取ってくれた方、適切な処理を実行してくれた方たちのおかげです。私はメンバーの心が折れないように、積極的な声かけなどを通して環境作りに専念しました。
マネージャーとしての業務内容
常時60名弱のメンバーを抱える第1BPOグループは、流通管理業務を主軸の業務とする部署です。そのグループ全体を管理する役割ではあるのですが、優秀な方々がそろっているので基本的にはそれぞれにお任せしています。
昨年は、流通管理業務において大きな変化がありました。医薬品の流通管理をWebシステム化することで業務効率化とコストの最適化を実現する「EP-Judge」というサービスをリリースしたのです。これまでFAX対応が一般的だった流通管理業務をWebに移行し、業務の効率化を図った結果、タイムロスの軽減や人的コストの削減につながりました。
流通に関してはメーカーや薬ごとにルールが違ったりするので、クライアントからいろいろな声を吸い上げて仕組み化する必要があります。その為のやり方や理想的なシステムの仕様について、「EP-Judge」というサービスを通して実現できるよう、サービスの新規構築に取り組んでいます。
EPファーマラインの魅力
他の企業をあまり経験していないので比較はできないのですが、私みたいな経験が少ない人材にここまで任せてくれる会社も少ないかなと思っています(笑)。ここまで、本当にさまざまな経験をさせていただきました。私が新しいもの好きだったり、チャレンジするのが好きだったり、そういったところを汲んでチャンスを与えてくれたのはすごくありがたいですし、そこがこの会社の魅力であり強みですね。
機会を与えていただいた仕事は積極的に取り組み、その種を育てて花を咲かせられるように、「自分がやるべきことは何か」「周囲を巻き込んで実現できることは何か」を前向きに考えながら仕事をしています。
挑戦したいこと
EPファーマラインは女性が多い職場で、産休・育休を終えて復帰を希望する方も多く、ワークライフバランスの面でも「より働きやすいと思える環境」を作っていきたいと考えています。その点では、イレギュラーなことが起きても常に問題なく対応できるような人員配置を考える、というのが最も重要なことかなと思います。クライアントも、働くメンバーも満足できるような体制を整える、というのも重要なテーマですね。「正解がないこと」なので、より良い職場作りを追求し続けたいと思います。
転職・就職を考えている方へのメッセージ
私が一緒に働きたいのは、「挑戦する気持ち」がある方ですね。製剤ごとにオーダーメイドの対応を行っていることに加えて、マルチタスクを同時並行に行っているので、常に立ち上げのミッションが発生したり手順の変更が求められたりします。
オペレーション本部市販後調査部、特にBPOグループは、EPファーマラインとして「やったことのない業務」に関わる機会が多い部署です。その一つひとつは会社としても個人としても非常に大きなチャレンジになるので、そこにやりがいを感じて飛び込んでこられる方ならきっと楽しく働けると思いますし、私もそういった方とぜひ一緒に働きたいなと思っています。
Profile
グループ会社であるEP山梨から2017年に転籍し、流通管理業務に従事。2018年にチームリーダー、2019年にサブマネージャー、2022年にマネージャーに就任し、現在に至る。EPファーマラインの新サービスであるEP-Judge(webシステム型流通管理業務)の担当となり、営業担当の技術サポートとして営業活動にも注力している。
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